【骨折したら】

 折れたところを動かないよう副子(そえ木など)を
あてて固定しましょう。

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@ 手首の骨折のとき
(1) 骨折すると折れたとこらがはれたり、押えると飛び上るほど痛みを感じたり、手足や体の動きがむずかしくなったり、変形したりします。この時、折れたところを動かすと、骨のまわりの血管や神経を傷つけることになり、出血やマヒを起こす恐れがあります。
(2) 骨折したら、折れた骨の上と下の関節を含めて副子(板ぎれ・段ボール・棒・週刊誌・新聞紙・つえ・傘・野球のバット・座布団など、ありあわせのもの)をあて、タオル・三角巾・帯・ネクタイなどでしっかりくくります。
 折れたところに傷がある場合は、傷の手当をしたあと医師のところへ運びましょう。
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A 週刊誌などを副木に使う
(3) 脊髄(背骨)を折った時は、脊椎の中を通っている脊髄神経を傷つけてマヒを起こすので、くびや背骨を折りまげないようにし、患者を担架や板の上に寝かせ、折れたところを動かさないようにし静かに病院へ運ぶことが大切です。
脊骨の骨折のとき
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C 3人で体を水平にもちあげて固い板の上に寝せる

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B 必ず三角巾か風呂敷で吊ってやる

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