【出血の止め方】 |
傷口にきれいな布を重ねておき
5分間ぐらい上から圧迫します |
(1)
出血したら、清潔なガーゼや布をたたんだり、重ねたりして傷口にあて、その上を手で押えるか、包帯(伸縮性のものならなおよい)やタオルなどで強く巻いて、傷口を心臓の位置より高くあげておくことです。途中で血が止ったかどうかあけて見てはいけません。たいていの出血はこれで止まります。 (2) 大きな血管が切れて大出血が起こった場合でも、傷口をガーゼなどで強く圧迫するのが最もよい。しかし、傷口が非常に大きく深くて圧迫しきれないときは、そこよりも中心側(心臓に近い側)を強くしめて血流を止める方法が専門医では行われるが、しめ方が弱いとかえって多く出血するので、一般の人にはおすすめしません。 何よりも出血している所をしっかり圧迫しながら、いそいで受診することです。 (3)
大出血の場合、患者さんをあおむけに寝かせ、両足を持ち上げることでショックを防げることもあります。 |