骨、関節、筋肉など身体を動かす仕組みを運動器といいます。
運動器である足腰の動きがおとろえたら、それがロコモティブシンドローム(運動器症候群)、略称ロコモです。
中高年以降になって歩けなくなると、介護が必要になり、もし立ち上がれなくなったら寝たきりになりかねません。
元気で立ち上がり、歩けることは、自分のため、家族のため、そして社会のためにも大切です。
例えば、腰痛の多くは
悪い姿勢や運動不足などの生活習慣から起こります。
運動器は他の臓器に比べてふだんから自分で鍛えやすいので、ロコモの程度(軽症〜重症)にあわせて
ロコモーショントレーニング(略称ロコトレ)を行いましょう。
足腰が急に弱くなったり、痛みがある場合は医師に相談してください。
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ロコモーショントレーニング
このトレーニングの目標は足腰をしっかりさせることです。
片脚立ちとスクワットの2種類があります。
少しきついと感じる程度を繰り返します。
目安は片脚立ちを左右それぞれ1分間(1日3回)、スクワット5〜6回(1日3回)の繰り返しです。
転倒しないよう、医師と相談して、必ずつかまるものがある場所で行いましょう。
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